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2008年12月30日

地雷震 高橋ツトム

高橋ツトムの原点となった作品。刑事物・鬱になるかもw
高橋ツトムの感性が結構好き。
前半は画的にもストーリー的にもいまひとつ深みにかける気がするが初期の作品なんで仕方がないだろう。
中盤以降は現在の画柄が完成されていき、ストーリーとしてもとても深くなっていく。

主人公は刑事飯田響也。一見すると冷酷非常で人間味が感じられない。
とにかくクールで自らの命すら何とも思っていない。
刑事なんだがともすれば犯罪者に近いような思考と行動があり、それがこの作品が普通の刑事物と一線を画す一つの要素になっていると思う。
「刑事でいることは呼吸をしていることと同じだからな」と彼はクールに言い放つ。
しかしただ冷酷なわけではない。それは言動からは感じられないが、ふとした1シーンに現れてることがある。
その描写は高橋ツトムならではだと思う。
むしろ彼の周囲の登場人物が人間味あふれていて、その対比もいい。

はっきりいって異常な事件が多いがそれをそう感じさせない描写があると感じる。
犯罪者側の視点での描写がとてもリアルで。登場する犯罪者も彼らなりの信念と思考の過程がある。
すっきり解決というストーリーは少ないが、強烈に印象に残る。深く考えさせられる。

ちょっと古めの作品だが今読んでもそれを感じることは少ないと思う。
今読むなら文庫がおすすめ。

勝手に評価
笑える     ☆☆☆☆☆
泣ける     ★★☆☆☆
ためになる  ★☆☆☆☆
鬱になる  ★★★★☆
考えさせられる ★★★★☆
インパクト  ★★★★★




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posted by tmin at 09:28 | Comment(0) | 地雷震 高橋ツトム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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