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2009年01月05日

無限の住人 沙村広明

ネオ時代劇というジャンルらしい。単純な侍ものとは違うし、善悪を安易に判断できる類の作品でもない。

「100人斬り」の元同心万次が主人公。
そして万次は体に血仙蟲を埋め込まれ、不死の体になる。
妹の夫を自らの手にかけ、その妹も失ってなお死ねない体となった彼は「生涯をかけて1000人の悪党を斬る」と決める。
逸刀流に両親を殺された剣術道場の娘、凛はその万次に復讐の手助けの依頼をする。

ということで、万次と凛とその復讐相手逸刀流、そして万次の不死の秘密を狙う輩が入り乱れてというストーリーになるわけだが、
世界観・設定はとてもしっかりしている。(この文で伝わらないのはきっと俺の文章力・・・)
殺陣の斬新さは特筆に値する。
また、作者にとってこれがデビュー作というのだが、1巻第一話からすでに画は完成されているというのはすごいところだ。
通常連載を重ねるにつれ若干ながら画柄は変化していくものだが、全くといっていいほどない。通読してから最初から読み直しても違和感を感じることはないだろう。

仇討ちに向かう中での凛の心情の変化や、逸刀流党首天津の変化と苦悩、幕府の陰謀、不死を巡る人間の浅ましさと残酷さ・・・
色々な事がストーリーに盛り込まれ、それがそれぞれ引き立て合うかたちになっている。(これのせいで若干展開のテンポが遅くなってはいるが)

今もアフタヌーンにて連載は続いているが、最終章らしい。どう終わるかは非常に楽しみな作品。
あとアニメ化も。http://mugen.kc.kodansha.co.jp/

勝手に評価
笑える     ★★☆☆☆
泣ける     ★★★☆☆
ためになる  ★☆☆☆☆
鬱になる  ★★★☆☆
考えさせられる ★★☆☆☆
インパクト  ★★★★★

アニメプロモ拾い物

http://www.youtube.com/watch?v=nGbLhNF8PKU





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posted by tmin at 18:07 | Comment(4) | 無限の住人 沙村広明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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