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2009年02月06日

湾岸ミッドナイト 楠みちはる


楠みちはるの走り屋もの。たぶん車好きならたまらないだろうけど話題がマニアックすぎてわけがわからなくなる人も少なくないかと思う。

主人公・朝倉アキオが解体屋に眠っていた「悪魔のZ」といわれるS30フェアレディZと出会うことから始まり、そして首都高・湾岸線にて「悪魔のZ」に挑戦し消えていく数多くの挑戦者達の様子が描かれる。
「その車はくるおしく身をよじるように走るという。」
そのZを中心に出会い、別れる人々、それでも走り続ける悪魔のZと「湾岸の黒い怪鳥」ブラックバード。

この作品が他の走り屋ものと一線を画すところは、登場人物たちが自らが狂っていることを自覚していて、それでもなお走り続ける意味を考え続けているところ。
連載初期は楠みちはるの前作「シャコタン・ブギ」的なちょっと高めのテンションだが、徐々に(Zの炎上事故あたりからだと思う)ストーリー展開、セリフ、登場人物の思考は淡々としたものに変化していると感じる。
チューンはあくまで非合法のアウトロー。それを理解してなおとりつかれる人々。そして彼らの行為は人の「生き方」として語られていく。
よくよく読めばかなり深い。舞台は違えど生活における様々な場面でこの作品のセリフを思い出すことは多い。

ただ、ほんとに話題がマニアック。エンジンパーツ一つ一つの名前なんかを知ってないとちょっと読みづらいものはあるかもしれない。


勝手に評価
笑える     ★☆☆☆☆
泣ける     ★★☆☆☆
ためになる  ★★★★☆
鬱になる  ★☆☆☆☆
考えさせられる ★★★★★
インパクト  ★★★★☆


http://www.youtube.com/watch?v=eMA4YFPievo


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