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2009年02月21日

いいひと。 高橋しん

高橋しんの出世作になった長編。
主人公北野優二を中心に、各エピソードごとに主役・準主役的な位置づけのキャラクターが登場する。お人好しでマイペース、しかし芯の通ったゆーじが様々な思惑により、様々な部署を異動し、様々なことに巻き込まれながらも周りの心を動かしていく様子がしっかりと描かれている。

「自分の周りの人の幸せが自分の幸せ」というポリシーを持つ北野優二。彼がスポーツ用具メーカー「ライテックス」の面接を受けに行くところからストーリーは始まる。

高橋しんはこの作品ののち、最終兵器彼女、キミのカケラとSFものを描いているが、この「いいひと。」は日常的な会社員のストーリーになっている。
しかし、メッセージ性は高い。
ゆーじはマイペースで、思考も行動原理もいつもシンプル。自らのポリシーにしたがい、できることを探し、行動する。行動自体は破天荒な部分が多いが、その源は「自分の周りの人の幸せが自分の幸せ」ということに集約される。
やや奇麗事になってしまっている感はあるものの、しっかり筋の通った良作。社会の中で自分を曲げないで生きていくことの大切さを強く感じられる。
おっとりしたキャラクターながら、ゆーじの各場面での台詞には非常に重いものがある。

ドラマ化もされたが原作ファンにはかなり不評だったようで、作者自身もその意思を露わにしている。俺は見てないけどw
仕事で行き詰まったときなんかに読むと自分の原点を思い出せるかも。
個人的にはリストラ編の野島さんが非常に感情移入できて好きだった。

勝手に評価
笑える     ★★★★☆
泣ける     ★★★★☆
ためになる  ★★★★★
鬱になる  ★☆☆☆☆
考えさせられる ★★★★★
インパクト  ★★★☆☆

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posted by tmin at 08:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | いいひと。 高橋しん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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